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3歩のうちの最後の1歩を今から・・・


by robinkirikari

安価なマウントアダプターを購入してみました^^




安いマウントアダプターを見つけてしまったので買ってみました。(ニコンレンズをEOSボディに装着用です)

販売業者はディスカバーフォトというショップ。
3780円でした。(送料、手数料で総額4370円)

あるブログでこのアダプターの存在を知り
ネットで検索した限りではそんなに悪い噂も無かったもので
注文してしまいました。
尚、安いアダプターは他にも出回っているようですが
この製品がそれらと同じものかどうかはわかりません。


使用目的はレフ500㎜レンズ用。
現在はD70でこのレンズを使用していますが
やはりファインダーが辛い。
30Dで使用したほうがやや良い感じなのですが
アダプターを1個(レフ1000㎜用)しか持っておらず
付け替えが面倒っちいのです。


マウントアダプターといえば近代、ハンザ(近代製?)、宮本が有名ですがいずれも結構高いですよね。
近代は15000円程、宮本は13000円程。

使う側はかなり淫乱?なことを目論んでいるわけで
その辺りのスケベ心をしっかり見透かしたような
絶妙な価格設定で販売されていますね。



以下、肝心な装着レポート


まずは外観から。
安価なマウントアダプターを購入してみました^^_c0080540_2224981.jpg
安価なマウントアダプターを購入してみました^^_c0080540_223226.jpg

材質はアルミなのでしょうか?
長期使用で曲がってきたりすることがあるのかどうか?
さわった感じではしっかりした感じに見えます。
(ホワイトバランスを合わせなかったため色がおかしいですが本当の色はシルバーそのものです)

外周に赤い印(画像、下の丸)が付いていますがこの赤色とレンズの白の印を合わせて装着します。
画像の上の丸は嵌め込み固定用のピンです。
安価なマウントアダプターを購入してみました^^_c0080540_2273970.jpg


そして内面反射の防止は施してあるのかどうか
近代のものと見比べた限りではなにも施されて無いようです。

どこの国製なのかは判りません。

あっ、肝心なことを書いていませんでした。
この商品には説明書らしきものは一切同封されていません。
箱入りでしたが箱にも上の画像にある文字以外は何も記載されていません。
その意味ではアダプター初心者の方は止めておいたほうが良いのかもしれません。



そしていよいよ装着。

まずはシグ18-50㎜DC(ニコン用)レンズにこのアダプターを装着。
何故このレンズに装着したか?
手持ちのレンズで一番安いことと同じレンズのキヤノン用を持っていますので
もし何かあっても大きな問題にはならないから。
慎重ですねぇ。撮影もこれくらい慎重だと少しはマシな画像になるのでしょうが・・・。


レンズへの取り付けはスムーズというわけにはいきませんでした。
位置を合わせて回し込みましたがある位置でしっかり止まってしまう。
カチッとした感じでは無いのでかなり不安。
もっと回さなければならないと思って強く回そうとするのですが
ご覧の通り厚みが無いので指に食い込み痛い。
冷静に見てみると嵌め込み固定用のピンが嵌め込まれてなく浮いています。
安価なマウントアダプターを購入してみました^^_c0080540_222254100.jpg


それで考えたのがゴム手。
これを右手にして思いっきり回してみたら回りました。
そしてカチッと音が!
装着はされたようです。
安価なマウントアダプターを購入してみました^^_c0080540_2251950.jpg
前の画像と比較してレバー(ピン)の浮きが無くなっているのが判るでしょうか。
ガタがないか確認しましたがきつく嵌め込まれている感じです。

次にレンズからの取り外し。

レバー(上の画像の丸の部分)が付いていてこれをレンズと逆側に押し
嵌め込まれているピンを外さないとアダプターは外す方向に回りません。
やってみるとなかなかレバーが動かない。
ちょっと強くレバーを上げたらやっと動きました。すこし引っかかっていた感じでした。
レバーが浮いたらそれと一体のピンも浮き
何ら問題無くスムーズに逆方向に回すことができアダプターを外すことができました。

レンズマウントを確認しましたが気付くような擦れ傷等は見当たりません。

以上を3回程繰り返していよいよこのアダプターを本命レンズに装着。


装着したのはレフ1000㎜。
安価なマウントアダプターを購入してみました^^_c0080540_2233259.jpg
↑ シグレンズと同様にしっかりと装着できます。
外すのもなんら問題無し。

ではいよいよ30Dに装着を。
その前に30Dのローパスフィルターのお掃除。
拭き拭き拭き拭き・・・試写・・・・・・、ケッ!。拭き拭き拭き拭き・・・試写・・・・・・、コノッ!!。フキフキ、フキフキ・・・・・・・・・。
いつものことですがなかなかゴミは完全にはとれません。何回かやってようやくゴミ無しに。


ではいよいよレンズとボディの合体・・・
安価なマウントアダプターを購入してみました^^_c0080540_22381759.jpg
↑ レフ1000㎜は見事に装着されました。

そうそう、この商品をメールで注文したのですがその返信メールに
「このアダプターを重いレンズに使用する場合は必ずレンズ側の三脚座に三脚を付けて使用して下さい」との記載がありました。これは絶対に励行すべきと思います。(持ち運びも同様、レンズ側を持つ)



さて、外れるかなぁ^^

そうなんです。
外れない場合を想定してレフ1000㎜に装着し事前にゴミ取りまでしたのです。
もし外れない場合は、30Dはレフ1000㎜専用ボディとして頑なに操を通して生涯を終わることになります。
最近まれに見る美しい話ではありませんか。(ナンノハナシ?)


結果は最近の世相の通りで、あっけなく外れてしまいました。
やはり生涯、操を守るなんて今時そんなことあるはずが・・・(ダカラナンノハナシ?)


ボディ側とアダプターの固定についてはボディ側のピン?の嵌め込み固定のようですので
外れなくなる可能性は殆んど無いように思いました。



その後、レフ500㎜にも装着しましたが勿論問題ないようです。



無限遠が出ているか?
中心がとれているか?
内面反射が起こっていないか?
等々、次回の休日に試したいと思っています。


というわけで、一応装着上の問題は無いようです。
価格からみて良い印象ではありますが
その強度にちょっと不安を感じました。
もし購入される場合は自己責任でお願いします。


長期的な使用を経てなにか問題が出てきましたら
その都度このブログにて報告させて頂きます。
by robinkirikari | 2007-06-07 23:07 | 機材